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ごあいさつ
千葉県ゐのはな同窓会
会長就任ご挨拶
中村眞人(S54卒)
千葉県ゐのはな会会長を拝命して

令和4年5月14日に開催された千葉県ゐのはな会総会で、第五代の千葉県ゐのはな会会長を拝命いたしました。

さて、千葉大学医学部は2024年に150周年を迎えます。
その前進は、明治七(1874)年、地元有志の拠金により千葉町に設立された共立病院です。
従って、同窓会の歴史も長く、食道外科の先駆者だった中山恒明先生、胃二重造影法を開発した白壁彦夫先生、川崎病を報告した川崎富作先生などなど、多くの著明な同窓の先生がいらっしゃいます。

ところで、同窓会は自身のアイデンティティーを語る上で重要なものと思います。
つまり、同窓会は、生きてきた自身の歴史として、家族と同じように大切な物のひとつだと思います。
同窓という母校の素晴らしい伝統を共有する共通認識を持つことで、各世代がつながる事が出来ます。

今後、老若男女を問わない個々の出会いやコラボレーションの場を設け、
すべての同窓生が新たな挑戦と創造の世界に踏み出せる機会を創出できるよう考えております。

同窓生皆様のご指導・ご鞭撻と、多大なるご支援を、よろしくお願いいたします。

千葉県ゐのはな同窓会
名誉会長ご挨拶
秋葉哲生(S50卒)

千葉県ゐのはな会の、輝かしい歴史をけがさぬように微力を尽くす所存です。

千葉大学医学部のそもそもの発祥は、明治七(1874)年、地元有志の拠金により千葉町に共立病院が設立されたのが始まりです。すなわち国内の医学部のなかで二番目に長い歴史を持っていることになります。ちなみに、最も古いのは京都府立医科大学で、明治五年にその前身が設けられました。

わが国の少子高齢化は、医療や福祉の世界に根源的な地殻変動をもたらし、千葉大学医学部もその渦中にあって呻吟しております。卒業生の一員として、母校のために何らかの力になりたいという思いは、誰もがおもちと思います。

まず手始めに、年に一度の同窓会総会や、ゐのはな祭などの行事への参加はいかがでしょうか。

最後に、医学部の地元、千葉県ゐのはな会への会費納入をお忘れなくとお願いたしまして、私のご挨拶といたします。

千葉大学ゐのはな同窓会
会長ご挨拶
吉原俊雄(S53卒)

千葉大学医学部は2024年(令和6年)に創設150周年を迎えます。1874年(明治7年)に本学の共立病院の開設から令和の時代まで輝かしい功績が刻まれてきました。医学部の同窓会である「ゐのはな同窓会」は現在、卒業生、各教室で共に学び過ごした先生方、学生の8000人近くで構成されており、同窓の親睦と情報共有、母校の発展のために貢献しています。

ゐのはな同窓会は1940年(昭和15年)に発足し、歴代15人の会長が、役員の先生方と会員ともにその発展に尽力されてきました。その間には戦争や災害などの苦難の時代もありましたが、多くの困難を乗り越えてきました。2020年には日本を含め世界全体がCOVID-19感染症という未曾有の危機に直面し、医療界、経済界とあらゆる分野に多大な損失をもたらしています。全国の同窓会員の先生方も、日常診療と共にこの新しい感染症に立ち向かわれています。

このような混乱の2021年(令和3年)に16代目の会長を引き継ぐことになりましたが、同窓の先生方とともにこの難局を乗り越えて行きたいと思います。2021年の医学部は大きな事業があり、新しく医学系総合研究棟が完成し、医学部本館(旧病院)から各教室が移転をします。さらに病院関連施設も充実します。医学部本館の役目に終わりを告げますが、1936年(昭和11年)に東洋一の建造物として登場した千葉医科大学附属医院本館(600床)には卒業生や全同窓会員の歴史・思いが詰まっています。次世代に向けて残して置きたい資料や物品も廃棄せず、保存できるよう同窓会としてサポート出来ればと考えています。また、ドローンも含め医学部棟の内部、外観のドキュメンタリー動画の制作をスタートし未来に託していくことにしました。入学する学生から全ての同窓生が閲覧できるものとする予定です。また、医学部創設150周年に合わせてさらに幅広い医学部の歴史と記録を編纂し、将来へと同窓につないでいくつもりです。